女性から相談があると言われて全力でアドバイスしたことありませんか?
でもこれ不正解。
女性は、相談を話を聞いてもらえる場って思ってるのに、男がアドバイスしちゃうから逆効果なんです。助けているつもりが、逆にどんどん遠ざかって行くというね。
女性にとって会話は、単なる会話ではなく思いを共有する場。
ですから、会話を通じて「あっ、この人とは本当に感情が通い合っているだ」って感じてもらうことがとても重要になります。
うまく共感して理解されたい本能を刺激できれば、女性と信頼関係を築くショートカットを身につけられるのですから。
そこで今回は、共感してほしい女性とアドバイスしがい男性の違いや女性の心理について紹介します。
女性の共感してほしいという心理は、承認欲求が深く関係しています。
「私がかなしい時は一緒に悲しんでくれる」「私がうれしい時は一緒に喜んでくれる」というふうに感情を共有できれば、男女の仲は一気に加速します。
女性、自分の感情が他人に理解され共有されることで、安心感や絆を感じので、女性の共感がめんどうくさいと思っていた人は参考にしてください。
共感してほしい女性とアドバイスしたい男性の決定的な違い
まずは、共感してほしい女性とアドバイスしたい男性の決定的な違いを紹介します。
男と女でコミュニケーションする目的が違うから
そもそも男と女でコミュニケーションする目的がまるで違うから、共感してほしいVSアドバイスしたいってギャップが生じます。
相談といえば、僕たち男は問題解決を真っ先に思い浮かべますが、女性は感情の共有・安心感をゲットするのが目的です。
女性から相談したいって言われたらチャンスなのに、ほとんどの男性がチャンスをつぶしているわけです。
共感してほしい女性とアドバイスしたい男性の決定的な違いを表にしました。
女性 | 男性 | |
---|---|---|
共感を求める | アドバイスを求める | |
1.コミュニケーションの目的 | 感情の共有・安心感の獲得 | 問題解決・効率的な対応 |
2.アプローチの仕方 | 共感・感情 | 論理的思考・解決志向のアプローチ |
3.相手に期待するリアクション | 共感と理解・感情の受け入れ | 迅速な対応・感謝の気持ち |
4.会話スタイル | 傾聴を重視・感情で表現 | 問題解決を重視 |
5.目指す結果 | 理解されているという安心感 | 問題が解決したかどうかの結果 |
6.典型的なシナリオ | 今日は大変だった→それはたいへんだったね | 今日は大変だった→次回はこうしてみたら? |
正しい対応
今日は大変だったぁ
それは大変だったねぇ。どんな感じだったか聞かせてよ
この人は女心をよくわかってるw
間違った対応
今日は忙しかったぁ
何が原因?次回からはもっと効率的に行動したら?
そんなこと聞いてないよ
共感してほしいはめんどうくさい?うざい女性の心理
女性の共感してほしい心理をもう少し深堀りして紹介します。
女性が共感してほしい心理
ほとんどの男性が「うんうん、分かるよ」って適当にうなづいたり相づちを打っているだけで、女性と共感できてるって思いがちです。
しかし、実はもっと深い心理があるのをご存じですかね?
女性の相談したいは、愚痴を吐いたり、悪口を言うことでストレス発散したいという意思の表れです。
- 誰かに甘えたい…無条件で味方してくれる存在が必要
- 無条件で味方してほしい…否定されず安心して話せる場所が必要
- よそ行きの仮面を外したい…普段のストレスやプレッシャーから解放されたい
つまり、女性が愚痴や悪口を言う時は、心の疲れを癒したいサインをガンガン出しているんです。
こんな時に、望んでもいないアドバイスするのは逆効果になるってお分かりですよね?女性が求めているのは、共感の理解の姿勢なんですから。
だから、絶対に「大丈夫だよ」って声掛けして頑張らせたらダメ。
逆に、「大変だったね」とか「その気持ち分かるよ」って言ってあげるだけで、女性は安心感を得ることができます。
あなたがどれだけ具体的にアドバイスしても、結局、他人を救うことはできません。自分を助けることができるのは自分だけなんですから。
男は共感いらない!アドバイスしたがる理由は?
どちらかといえば、問題を解決して結果を求める僕たち男はどうしてもアドバイスしてしまいがち。
男性のアドバイスしたい心理をもう少し深堀りして紹介します。
男の承認欲求を満たせるから
男がアドバイスしたがる理由のひとつは、アドバイスすることで自分に酔えるから。
ひらたく言えば、男は救世主願望が強いんですよね。
「それならこうすればいいんだよ」とか「この場合はこうすれば解決するよ」とか「もっと頑張らなっきゃ」女性にアドバイスしている最中は、男の承認欲求をガンガン満たせるんです。
自分が役に立っていると感じることで、自己重要感を高めているだけというね。
非モテだった頃の僕も、女性にアドバイスしてる俺カッケーみたいに思ってました。ただし、女性の心が離れていくとも知らずに。
やっかいなことに、男は問題を解決するのが好きで、アドバイスをすることで自己価値を感じます。
しかし、女性が求めるのは解決策ではなく、共感や理解であることがほとんど。この違いを理解し、アドバイスしたい欲求を控えて、目の前にいる女性の話を聞くことが大切なのです。
女性の共感してほしいは病気じゃない!愛情をこめて共感しよう
共感してほしい女性の心理、アドバイスしたがる男の心理がわかったところで、女性の話にうまく共感するコツを紹介します。
結論は女性に言わせる
いちばん大切なコツは、結論は女性に言わせること。
女性の会話には、相談・報告・愚痴・悪口などいろんな内容が含まれていて、しかも、Aという話をしてたと思えば、いつのまにかCという話になっていたり。
女性の話を聞くのに慣れてないと絶対にイライラします。
男は起承転結の結論を重視する生き物。結論を急ぎたがる気持ちはよ~くわかりますが、結論言いは女性に対して絶対にやってはいけないタブーのひとつなんです。
男なら誰しも先読みして結論が見えてしまいますが、ぐっとこらえて女性が結論を言うまで待ちましょう。
ただし、女性は今どう感じているか思うままにしゃべっているだけなので、結論やオチがないこともあります。注意してください。
話の内容より感情の動きに注意
話の内容より感情の動きに注意することも大切ですね。
共感は相手と心を通じ合わせることで生まれるもの。
話の内容を吟味することも大切ですが、女性の気持ちを考えてシンクロ状態になることが重要です。
女性がどういう意図でしゃべっているのか事実関係を吟味するより、相手はどう感じているのか、今どういう感情で話しているのか考えながら聞くクセをつけてください。
「私がかなしい時は一緒に悲しんでくれる」「私がうれしい時は一緒に喜んでくれる」というふうに感情を共有できれば、男女の仲は一気に加速します。
相手の感情の流れを理解できるようになると、自然に共感が生まれる。
ノンバーバルコミュニケーションを会得する
女性の感情を追えるようになれば、相づちやうなづきなどの非言語コミュニケーションを会得しておきましょう!
論理的に理解できる男同士の会話なら、聞く態度はさほど問題になりませんが女性は別。
あなたの話を聞いていますよという意思表示が必要なんです。
めんどくさいですかね。
要は、オーバーリアクションです。
リアクションといっても、お笑い芸人がやるようなボケツッコミじゃないですよ?相手が気持ちよく話せるように相づちを打ったり、うなづいたりするだけ。
女性の話に共感できてこそのリアクション。
うんうん分かるよってうなづいたり、相づちのタイミングをあわせれば共感できていると思うのは間違いなので気を付けてください。
- アイコンタクト
- 相づち
- うなづき
- 表情
- オウム返し
- アクティブリスニング
解決したがる男共感がほしい女という名の漫画はこちら
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